増税前に買った人は損をした?家電の価格は根こそぎ値下がり。

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2014年4月1日より始まった消費税8%。

日常的に買い物をする主婦たちにとっては日用品の買い溜めに必死だったろう。

その中で早めに買わなきゃとテレビや新聞で煽られて5千、1万する家電製品を買った人もいただろう。

だが、その家電は今の方が安くなっていたのだ。

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日刊ゲンダイが報道した記事によると、冷蔵庫、洗濯機、パソコン、一眼デジカメなどの家電製品が4月に入ってから平均で4.6%もの値下げをしていたとのことです。消費税増税で増えた税金が3%なので、増税分を含めても大半の家電製品が安くなったことになる。

駆け込みによって価格交渉をするのはお客側だったが、需要があったため店側が強気に出て価格を上げていたのだろう。

実際に家電のアクセスや価格を調査している「価格.comトレンドサーチ」で見ると増税前で徐々に家電の価格が上がっているのがわかる。

家電量販店の本決算として2月3月で大幅な値下げやポイント還元など打ち出すことが例年の流れだ。しかし今年はそれが見られずむしろ価格が上がっている。つまりは3月で購入した消費者は損をしたということになる。

シャープの液晶テレビは、税込み26万円から22万5000円にダウン。 
ブランド品だから値崩れしないといわれていたダイソンの掃除機でさえ、6万4000円から5万6400円に値下がりしていた。

3月は黙っても商品が売れ、供給が間に合わなく直接メーカー発送をするということが多かった。4月に入り駆け込みの残りが多少あったが、その後も閑散とした日々が続く。

4月15日ごろより需要が少なくなってきて、もういないだろうというところで価格を下げは始めたのだ。

今後の買い時といえば、5月に入りGWが終わったころから一気に下がり始めると予測する。

大半の製品は、新製品発売直後から徐々に価格が下がり、発売後半年程度でほぼ価格が安定する。大型家電の新商品発売時期は9月から12月。半年もたち、それらの価格も値下がるだろう。それか夏のボーナス商戦まで待つかである。

それにしてもエコポイント終了時の家電の販売額のニュースを教訓にしなかったのだろうか。結局何も知らない人は損しただけだった。

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