株に慣れ始めたかなというところで気になる疑問が生まれる。
いくつかの訴訟問題を抱えており、ネットでは上場廃止が目前ではないかとまで噂された企業がいきなり株価が跳ね上がった。
この背後には仕手と呼ばれる大量に投機的売買を行う者がいた。
株価が上がる。
単純に考えれば業績が良かったり、提携したとか何かしらの材料がある。
しかし、その企業情報を見る限り良さそうにはみえない。
巨額の投資資金を武器に銘柄の価格や売買高を意図的に操縦し、利益を得ようとする。ひとたび仕手が動くと、企業業績とは無関係に株価が急変動する。
株価を操作することは証券取引等監視委員会の取り締まり対象であるが、ネット上の証券経由による売買注文が中心になっていることから、「仕手」は認識されにくい状況にある。
どのくらい上がるかというと4日間で50円から200円ほど上昇した。100株から購入可能なので莫大な利益が得られる。最後にどでかい花火を打ち上げ、株が売られれば買う力がなく急速に落ちていく。
仕手が動くのは、他の投資家にも儲かるチャンスがあるということだ。だが、高値で買って売られたら目も当てられないな。