XBAシリーズより紹介するのはXBA-H3。バランスド・アーマチュア(BA)ユニットとダイナミック型ユニットを両方搭載したハイブリッド仕様だ。
XBAシリーズは低音域に強く、ドラムやコントラバスなどの耳に響く音で人気の高いシリーズ。XBA-H3は肉厚な重低音と中音域から高音域までのイイトコドリした機種だ。
スペック
型式 | 密閉ハイブリッド |
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ドライバーユニット | ハイブリッド 3ウェイ (16 mm ダイナミック + 2基 バランスド・アーマチュア) |
感度 | 107dB/mW |
再生周波数帯域 | 3Hz-40,000Hz |
インピーダンス | 40 ohm(1kHz) *1 |
最大入力 | 100mW *2 |
コード長 | 1.2m *3 |
コードタイプ | 接続コード(1.2m)/スマートフォン対応マイク/リモコン付きオーディオコード(1.2m) |
入力プラグ | 金メッキL型ステレオミニプラグ/4極金メッキL型ステレオミニプラグ |
約10g *4 |
コードの部分にマイクも付いているので、スマートフォンに繋げば通話することが可能になる。しかし、スピーカーやアンプ、ヘッドホンを高品位のものにすることで、ノイズが目立って来るのは良く聞く話。
Walkmanの場合、そう言った対策(サウンドエフェクト機能)が施されているので、ほとんど中高域のノイズは気にならないが、他に所有しているiPhone5s接続の場合、DAPの性能が良くないので、中高域の細かいノイズを良く拾い、あまり良い音質、音色では聴けないので注意したほうがいい。
ハイレゾ対応でハイレゾの為に作られたようなものだが、DAPがしっかりしているWalkmanなら非対応でも問題なし。MDR-EX1000との比較では低域はH3の方がしっかり出ている。
絶対的な解像力や高域の伸び、抜け、音場などはEX1000の方が良くBAを使っている割にはH3はややおとなしい感じだ。ここら辺はBAらしさを出すより全体的なバランスを優先した。
モニターとして使うならEX1000だが、音楽を楽しむのならこちらだろう。Walkmanにイラコライザでヘビー(低音)のモードがあるが併用しないで使うのがいい。
ボーカルの音が自然にしっかり聞こえるが、高音域は低音を意識したせいか若干にぶく感じる。ライブでいう席から3列目くらいを意識しているのではないだろうか。
やはり購入した後は100時間ほどエージングはした方がいい。購入当初は高音が出にくく、理想とした音とはほど遠い。
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